手塚治虫先生の代表作『火の鳥』をモチーフにした、オリジナル着物と帯の制作をお手伝いさせていただきました。

■ 漫画の繊細なタッチを忠実に再現 今回の課題は、漫画原稿ならではの「細いペンタッチ」や「吹き出しの文字」を、織物である着物地の上でいかに鮮明に表現するかでした。 そこで採用したのが、最高峰のデジタル捺染機**「Mona Lisa(モナリザ)」による染料プリント**です。

■ 染料ならではの「深み」と「風合い」 顔料プリントとは異なり、繊維の奥までインクを浸透させる染料プリントは、生地本来の柔らかい風合いを損ないません。着物特有の美しいドレープを保ちつつ、火の鳥の象徴である「赤」を鮮烈に、そして漫画のコマの「黒」を深く沈み込ませることで、メリハリのある極上の仕上がりを実現しました。

原画の迫力をそのまま身にまとうような、圧倒的な存在感を放つ一着です。